今回はカブトムシ飼育に必要な基本の4アイテムのひとつ、のぼり木についてです。
「のぼり木の値段っていくらなの」
「安いのぼり木だと何か問題ある? 高いやつのほうがいい?」
実際に使ったことないと、よくわからないですよね。
ワタクシの2年の飼育経験をもとに、のぼり木についてお伝えします。
この記事をお読みいただければ、のぼり木の調達についての基本がおわかりいただけると思います。
- 基本的にダイソーで揃えれば十分
- 見た目にこだわりたいひとは、Amazon・楽天などでカッコいいものを探そう
- カブトムシが転倒から起き上がるときの“足掛け”の役目があるので、ケースの大きさに応じ必要個数を調整
のぼり木を置く目的
まずは、のぼり木を置く目的についての復習です。
「別に、木なんてなくてもいいじゃん」
というふうにお考えのかたもいるかもしれません。
ワタクシがのぼり木を置く理由は、
- カブトムシが転倒して “起き上がるときにつかむ” ものが必要
- エサ台を兼ねているタイプだとエサが汚れるのを防げる
- ケース内の見ためがよくなる
からです。

「ひっくり返って脚をバタバタしてると、カブトムシの体力が消耗する」
といわれており、カブトムシを長生きさせるためにも重要です。
関連記事: カブトムシ飼育アイテムの話 〜のぼり木〜
のぼり木の種類
超ざっくりで以下の3つのバリエーションがあります。
(勝手にワタクシが命名しました)

今川焼型

背の低い円柱型で大きさも基本的に小さめのものが多いです。
エサ台としての機能がメインです。
丸太型

今川焼型よりも細長い長く、横に倒して使います。
カブトムシが登って交尾やケンカをするところを見れることも。
エサを入れる穴が空いていると、エサ台にもなりますね。
丸太型を数本入れると飼育ケースの見栄えもよくなります。
円柱縦置き型

丸太型よりも太く、縦置きで使います。
上部にエサを入れる穴があると、エサ台も兼ねて便利。
中をくりぬいてある場合、カブトムシの隠れ場所にもなりさらにGood。
100円ショップでは見かけないですが、飼育ケースの見栄えがさらによくなります。
どのくらいの数の のぼり木が必要か
明確な基準はないですが、
- カブトムシがどこで転倒してもつかまるものがあるようにする
- ケース内でのカブトムシとエサの数があうようにする
ように、のぼり木やエサ台となる木を配置します。

カブトムシがケースの中のどこでひっくり返っても“カブトムシの脚がとどく位置に木が存在する”ようにしています。
↓ 飼育ケースを上から見た図のイメージ(オレンジ=土、水色=のぼり木・エサ台)
左側のスカスカの場合、左下側でカブトムシが転倒すると、つかまるものがない状態です

実際に買ってみたのぼり木
ワタクシが実際に購入したのぼり木をご紹介します。
(後半では未購入で使用経験がないものも含んでます)
ダイソー
「100円ショップなのに、こんなにバリエーションあるんだ」と感心しました。
バリエーションも豊富でコストパフォーマンスも高いです。
「のぼり木と昆虫ゼリーはダイソーがコスパ最強!」がワタクシの結論です。

わが家における“のぼり木”の半分以上はダイソーで買いました。
のぼり木

丸太型ののぼり木です。
コスパ最強ですね。
エサ用の穴は、広くて浅いゼリーは入らないのでご注意ください。
タイプ | 丸太型 |
広くて浅い昆虫ゼリー | - |
狭くて深い昆虫ゼリー | ○ |
価格(カブトパパ購入時) | 100円 |
浅型エサ皿

小さいエサ台です。
ケース内の小さめの隙間を埋めるのにちょうどいい大きさ。
広くて浅い昆虫ゼリーがピタッとハマるのがGood。
狭くて深いゼリーはいちおう入りますが、安定感は悪いです。
タイプ | 今川焼型 |
広くて浅い昆虫ゼリー | ○ |
狭くて深い昆虫ゼリー | △ |
価格(カブトパパ購入時) | 100円 |
ジャンボエサ皿

大きいエサ台です。
のぼり木の要素もある意味では兼ね備えています。
お値段は200円ですが、ケースに入れると価格以上の存在感。
ゼリー用の穴は大きすぎるので、エサはピタッとハマるというよりは、“大きなくぼみに置く”かたちになります。
タイプ | 今川焼型 |
広くて浅い昆虫ゼリー | △ |
狭くて深い昆虫ゼリー | △ |
価格(カブトパパ購入時) | 200円 |
プレミアム インセクトシェルター(フジコン)

こちらは、高いけど「飼育ケースのなかをちょっとリッチにしたい」という誘惑に負けて買っちゃいまいました。

モノ自体はすごくいいです。かっこいいです。
ダイソーのものと比べると値段が高いので、コスパ重視のかたは無理して買わなくてもいいかも。
フジコン プレミアム インセクトシェルター Mサイズ
タイプ | 円柱縦置き型 |
広くて浅い昆虫ゼリー | ◯ |
狭くて深い昆虫ゼリー | △ |
価格(カブトパパ購入時) | 1,108円 |
その他(未購入)
ワタクシがまだ購入していないのぼり木もたくさんあります。
ネットをみると、マルカン、フジコン、SANKOなどから販売されています。
ダイソーよりは少し高いですが、買いに行くのがめんどうなかたや、近所にダイソーがないかたはネットで買いましょう。
まとめ
- 基本的にダイソーで揃えれば十分
- 見た目にこだわりたいひとは、Amazon・楽天などでカッコいいものを探そう
- カブトムシが転倒から起き上がるときの“足掛け”の役目があるので、ケースの大きさに応じ必要個数を調整
↓カブトムシ関連記事をこちらにまとめました。 よろしければご覧ください。https://kabutopapa.com/summary-of-beetle-breeding/
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