カブトムシを飼うとコバエ発生のリスクがあるって知っていますか。
嫌ですよね~、コバエ。
わがしが真っ先に考えたのは
「新聞紙などを間に挟めばコバエは通り抜けられない」
という対策案ですが、カブトムシが酸欠になる不安もありました。
今回は新聞紙の通気性についてのお話です。
新聞紙の通気性は問題なし
まず、結論から言うと、
「新聞紙を飼育ケースの間に挟んでも、カブトムシは窒息しない」
です。
例えば、下の写真のように飼育ケースの本体とフタの間に新聞紙を挟みます。
(新聞紙の代わりにざら紙(緩衝材などで使われる紙)で撮影しています)




コバエは通れませんが空気は通るので、ケースの中のカブトムシは元気です。
穴をあけなくても大丈夫か
新聞紙はそのまま挟んで大丈夫なのか、
針などで小さな穴をあける必要がないのか、
気になるかもしれません。
結論から言うと、穴をあけなくても大丈夫です。

新聞紙を何枚も重ねると通気性は悪くなりますが、1~2枚程度だと全く問題ないです。
他の紙だとどうなるか
ざら紙(緩衝材で使われている紙)、不織布、キッチンペーパーも問題ないです。
ビニール袋とかラップだと通気性ないので穴を空けないとダメです。
(そもそも紙じゃないですが)

硬くてテカテカした紙を使う場合も穴を空けた方が安心です。
新聞紙の弱点
古新聞を使う場合メリットは、追加コストゼロで手軽にコバエをガードできることです。
しかし、破けやすいという弱点があります。
幼虫の場合は大人しいので新聞紙でも問題ありません。
成虫のカブトムシは、
ケンカで投げ飛ばされたり
ケースの中で飛ぼうとしたり
ケースのなかで大人しくしていないので新聞紙が破れやすいです。

新聞紙が破れても交換すればよいです。
面倒でしたら、コバエ侵入防止機能つきケースの購入する手もあります。


その他の注意点
ケースの間に新聞紙を挟むことで湿気が逃げにくくなるという副作用があります。
これも場合によるんですが、
「乾燥しにくくなって、霧吹きの回数が減ってラクになった~♪」
という良い方向に働くこともありますが、
「ジメジメして中にカビが生えちゃった・・・」
と悪い方向に働くこともあります。

外の湿気や新聞紙を重ねる枚数にもよりますが、念のためご注意ください。
まとめ
- 飼育ケースの本体とフタの間に新聞紙を挟んでも、カブトムシは窒息しない
- 成虫の場合、ケースの中でカブトムシが暴れると、新聞紙が破れてしまう
- 新聞紙を挟むことで湿気が逃げにくくなるのでカビに注意
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