さて、今回の記事ですが、カブトムシに関する豆知識第一弾です。
「カブトムシの成虫って殻が硬そうだけど、脱皮して大きくなるのかな」
「栄養価の高いエサをあげれば、成虫になってからさらに大きくなるのかな」
そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ワタクシ自身、昆虫ゼリーに“プロテイン入り”なんて言葉をみたときには、
「人間がボディビルディングで鍛えるように、カブトムシも鍛えれば大きくなるのかなぁ」
なんて、のんきなことを考えておりました。
- カブトムシが成虫になってから、さらに成長して大きくなることはない
- 成虫の大きさは、幼虫のときの大きさで決まる
カブトムシの身体は、成虫になってからは成長しない
はい、もうタイトルの通りでございます。
カブトムシは成虫になってからは脱皮しませんので、それ以上の大きさに成長することはないです。
同じ飼育ケースのなかで何匹もカブトムシを飼う場合、弱いオスが強いオスに意地悪される姿を見かけることがあります。
「チビカブトよがんばれ! ゼリーを食べて強くなれ!」
なんて思っていたこともあったんですが、残念ながら現実は厳しく、弱いやつはずっと負け続けることになります。

昆虫ゼリーのプロテイン成分は、成虫が筋肉ムキムキになるためではなく、メスがたまごを産むときの栄養源の補充という意味合いのようです。

カブトムシの成虫の身体の大きさは、幼虫のときの大きさで決まる
はい、こちらもタイトル通りでございます。
大きいカブトムシを育てようと思ったら、幼虫の時点から“質の良い昆虫マット”を与えて、丸々太った大きな個体に育つのを待つ必要があります。

わが家ではまだ使ったことないですが、哀川翔さん監修の“ギネスマット”とかだと大きく育つんでしょうか。
ただこれは、ガチのカブトムシブリーダーさんが、少しでも大きいカブトムシを育てようという場合のはなしです。
ワタクシのようなド素人&初心者が、
「とりあえず標準的なサイズのカブトムシを育てられれば十分よん♪」
というノリで育てる場合は、普通に昆虫マットを切らさずに与えておけば十分なサイズに育ちます。
なお、カブトムシは幼虫で過ごす期間が長いのですが、ずっと成長し続けるわけではないです。
真冬は活動量が落ちて、エサである昆虫マットの消費量も低下します。

秋ごろまでに昆虫マットを食べて急成長しますので、冬になる前までにどれだけ大きい幼虫に育つかが重要です。

↓カブトムシ関連記事をこちらにまとめました。 よろしければご覧ください。https://kabutopapa.com/summary-of-beetle-breeding/
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