今回は外国のカブトムシについてです。
図鑑をみていると、世界にはいろんなカブトムシがいることに気づきます。
東南アジアとか南アメリカには、日本のカブトムシよりもずっと大きいものがいて、角の形もちがうんですね。
今回は、ワタクシが思う世界最強のカッコいいカブトムシ4選ということでご紹介します。
日本のカブトムシもいいんですが、たまには違う話題を扱ってみようと思いまして。
ワタクシもいずれ機会があれば外国産カブトムシ飼育にもチャレンジしてみたいです。
ヘラクレスオオカブト
まずトップにくるのは、やはり“ヘラクレスオオカブト”です。

世界最大のカブトムシと言われており、中央アメリカから南アメリカ中部にかけて生息しています。
大きな角の存在感が半端ないですね~。
日本のカブトムシの場合むねの角は小さいんですが、ヘラクレスオオカブトの場合むねの角のほうがむしろ大きいです。
オスの大きさは46㎜~178mm(小学館の図鑑NEOより引用)にもなります。
日本のカブトムシの大きさは哀川翔さんの88㎜がギネス記録なので、それと比べても2倍以上というから凄いです。
成虫になってから1年生きるそうです。

いろんな亜種が細かく分かれていますが、この記事ではまとめて「ヘラクレスオオカブト」としています。
コーカサスオオカブト
ヘラクレスオオカブトに劣らぬ実力の持ち主といわれるのがコーカサスオオカブト。

世界最大のカブトムシがヘラクレスオオカブトなんですが、最強のカブトムシとなるとコーカサスオオカブトを推す意見もあります。
三本の長い角が特徴で、東南アジアに分布しています。
インド北東部~インドシナ半島、マレー半島、スマトラ島、ジャワ島などにいるんですね。
オスの大きさは50~133mm(小学館の図鑑NEOより引用)で、ヘラクレスオオカブトよりは少し小さいものの、気性が荒く攻撃的ですぐにケンカします。
成虫の寿命は3~4か月程度なので、日本のカブトムシよりちょっと長生きというところでしょうか。

アジア最大のカブトムシです。
世界最強とも言われています。
アトラスオオカブト
コーカサスオオカブトとよく似ているんですが、ちょっとだけ角の形が違います。

コーカサスオオカブトよりも広く分布しており、インド北東部~インドシナ半島、マレー半島、スマトラ島、カリマンタン島、スラウェシ島、フィリピンに生息しています。
コーカサスオオカブトとの違いは、あたまの角(真ん中の長い角)に突起がないことです。
オスの大きさは42mm~108mmで、コーカサスオオカブトよりも少し小さいものの、気性が荒いのでよくケンカします。
成虫の寿命は5~6か月程度で、コーカサスオオカブトよりも長生きですね。

アジア最大のカブトムシです。
世界最強とも言われています。
ネプチューンオオカブト
ヘラクレスオオカブトと似ていますが、羽の色と角の形がちょっと違います。

ベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルーに生息しています。
ヘラクレスオオカブトの前ばねは白っぽいんですが、ネプチューンオオカブトは日本のカブトムシのように全身真っ黒です。
角の形はヘラクレスオオカブトとよく似ているんですが、むねの左右に小さい角があります。
オスの大きさは55~160mm(小学館の図鑑NEOより引用)でヘラクレスオオカブトに近い大きさです。
成虫は半年~1年生きるようなので、ヘラクレスオオカブトと同様に長生きですね。

力は強いけど、争いはあまり好まない大人しい性格のようです。
さいごに
今回ご紹介したのは外国のカブトムシのごく一部です。
お子さんといっしょに図鑑を見ると親子の会話もはずみますので、ちょっとした豆知識としてお役に立てればうれしいです。
今回ご紹介した外国のカブトムシは昆虫ショップで買うことができるので、興味がある方は昆虫ショップやネットショップをのぞいてみてはいかがでしょうか。

日本のカブトムシより値段は高いです。
種類によって値段も大きく異なります。
↓カブトムシ関連記事をこちらにまとめました。 よろしければご覧ください。https://kabutopapa.com/summary-of-beetle-breeding/
コメント