さて、今回はワタクシ的に現時点で最もおすすめの飼育ケースについてレポートします。
「コバエ対策機能付きのケース、どれがいいのかわからない」
「とりあえず一番のおすすめのケースをおしえてほしい」
というふうに、ワタクシが逆の立場なら考えるだろうなと思いまして。
いくつかの飼育ケースを実際に購入して使ってみたワタクシが、ド素人&初心者の目線で「いまのところこれがベストです!」というものをご紹介します。
初心者はとりあえず、SANKOのクリーンケースを買いましょう!
以下の理由で、おすすめです!
- コバエ対策防止機能がついている
- フタ全体が透明なので、中が観察しやすい
- ロックがしっかりしているので、カブトムシが逃げない
- 日々のお手入れがラクチン
- 乾燥しにくいので霧吹きがほぼ不要
- 飼育ケースの重ね置きがしやすい
飼育ケースって、いろいろあって、値段も違うんですよね。
とはいえ、最も値段が高いものでもせいぜい1個2,000円前後で買えます。

1匹~2匹飼う場合のもの(Sサイズ)だと1,000円以内で買えます。
わが家のようにカブトムシの飼育数が10匹を超えてくると、複数の飼育ケースが必要になります。
そうすると、毎日の飼育ケースの手入れもそれなりの稼働になるわけでして。
カブトムシの日々の世話を少しでもラクに済ませられるなら、ケースに2,000円かけることケチってはいけません!
【おすすめポイント1】 コバエ退治に悩まない ~コバエ侵入防止機能~
これまでも何度か他の記事でも扱っていますが、コバエは非常にやっかいです。
このケースは当然コバエ侵入防止機能が付いているので、その点は安心でございます。


一度コバエが繁殖してしまうと、根絶するためにはすごーーーーーく労力がかかるんですね。。。
いやー、ホント最悪です。
【おすすめポイント2】 カブトムシを観察しやすい ~フタが透明なのでケースの中がよく見える~
網目状のフタでも中は見えるんですが、網目越しだとちょっと見づらいんですよね。
とはいえ、これが当たり前だと思っていたので特に不満を持っていなかったんですが。
しかーし、このSANKOクリーンケースを導入してみると、ケースの横から見ても上からも見ても中がよく見えます!!!

中がよく見えるって、意外とよいです。
まさに嬉しい誤算です。
↓ 真上から見たときの写真。
通常のフタ(写真上側)と比べクリーンケース(写真下側)は透明な部分の面積が2倍以上なので、ケースの中の見やすさがかなり向上します。

【おすすめポイント3】 カブトムシが逃げない ~フタのロックが超しっかりしている~
カブトムシは、夜になるとケースの中で飛んだりします。
フタがしっかり閉まっていないとケースの中から脱走しちゃって、翌朝になってカブトムシを家中さがしまわることになっちゃったりします。
SANKOのクリーンケースはケースの両サイドにフタを固定するためのロックがあり、しっかりフタを固定するのでカブトムシが外に逃げ出すことは不可能です。

↓ 上からかぶせるだけの通常のフタの場合、フタのはめ方がゆるいと外れてしまいます(写真左)。
フタのなかの透明な扉も横にずれると簡単にロックが外れてしまい開いてしまいます(写真右)。
SANKOクリーンケースの場合、フタの両サイドのロックで固定・解除します。
↓ロック状態(左図)、解除状態(右図)
【おすすめポイント4】 日々のお手入れがラク ~フタの掃除がラク~
ケースの掃除を毎日するとなると、
- フタの開閉がしやすいか
- 汚れの拭き取りがしやすいか
といった些細なことが意外と重要になります。

カブトムシを飼育していると、ケースの中におしっこをします。
また、ケンカしたり飛んだりすると土がはねるので、ケースが汚れるんですね。
フタの内側についたおしっこや土はねを掃除するには、
(1)フタを取り外してひっくり返す
(2)ティッシュなどでフタの内側の汚れや水滴を拭く
ということをやるんですね。
このときに、フタの取り外しやすさと拭きやすさが大事になります。
カチッとロックを外して、サッとフタをひっくり返すことができるのは手間がかからず非常によいのです。
また、フタの内側も凹凸があまり無いので拭きやすいです。

スライド式のフタの場合、かなり慎重にソーーッっとフタを外さないと、フタの内側の水滴やおしっこが床などに垂れてしまいます。
フタの上にコバエ侵入防止用の小さいフタが付いているタイプだと、フタをひっくり返す前に小さいフタをいったん横に外さねばならないので、これも余計なひと手間なんですね。
【おすすめポイント5】 乾燥しにくいのでほぼ霧吹き不要
他のコバエ侵入防止機能つきの飼育ケースにも共通するのですが、ケース内が乾燥しにくいです。
わが家の場合は霧吹きはほとんどやらずとも、飼育ケース内の土の湿り気は十分に確保されています。

以前、通常の飼育ケースを使っていた時は毎日霧吹きしていたので、日々の手間が減らせてよいです。

【おすすめポイント6】 ケースを重ねて置くことができる
ケースの数が増えてくると横に並べると場所をとるので、上に重ねて置けるといいんですね。
ケースを上に重ねて置くには、
(1)重ねて置いたときに、通気口を塞がないこと
(2)フタの強度が高く、重ねて置いても壊れないこと
が必要になります。
SANKOのクリーンケースは(1)(2)ともに十分です。
また、ケースのフタに出っ張りがあり、重ねて置いたときにケースがズレないようになっています。
重ね置きしたときのケースの安定感が増すという面で、細かいところですが非常によいです。

↓ フタの4隅に出っ張りがあります(写真左) ケースの底にも4隅に出っ張りがあります(写真右)
この出っ張りがハマることで、ケースを重ね置きしたときの安定感が増します。
↓ 重ね置きしても通気口を塞がないようになっています(写真左) 重ね置きイメージ(写真右)
まとめ
以下の理由で、SANKOのクリーンケースがおすすめ
- コバエ対策防止機能がついている
- フタ全体が透明なので、中が観察しやすい
- ロックがしっかりしているので、カブトムシが逃げない
- 日々のお手入れがラクチン
- 乾燥しにくいので霧吹きがほぼ不要
- 飼育ケースの重ね置きがしやすい
↓カブトムシ関連記事をこちらにまとめました。 よろしければご覧ください。https://kabutopapa.com/summary-of-beetle-breeding/
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