はじめてのカブトムシ飼育 ~準備編~ (アイテムを買ってきたら設置です)

カブトムシの飼い方

初心者のためのカブトムシの飼い方入門。
さて今回は、飼育準備についてです。

「念のため、飼育道具の設置手順を確認したい」

というカブトムシ飼育にまじめに向き合うかたの参考になればうれしいです。

一言でいうと
「買ってきたものを入れるだけ」
なのですが、ちょっとだけ注意点があります。

結論

以下の4手順で準備完了

  • 土を入れて
  • 登り木を置いて
  • エサを置いて
  • カブトムシを入れる

直射日光を避け、寝室の近くも避けておこう。

カブトムシ飼育準備(1) ~土(昆虫マット)を入れる~

準備した昆虫マットをケースに入れます。
注意すべきは土を入れる深さです。

ケースの底に10~15cmくらいの深さになるように土を入れてます。
握りこぶし一つ分くらいの深さですね。

カブトくん
カブトくん

カブトムシは昼間は土に潜りますし、メスの産卵も土の中で行います。

それらに支障がでない量の土を入れてやればよいんですね。

正統派のかたは、

  • 昆虫マットは使い始める前にガス抜きをする
  • 土は底の5~10㎝は押し固め、その上に5~10㎝土をのせる

というのが常識のようです。

でも、ズボラなワタクシはそんな面倒なことやりたくないので、昆虫マットの袋を開けてそのまますぐケースにいれておしまいです!

カブトくん
カブトくん

わが家のズボラなやりかたでもカブトムシは元気に育っています。

面倒ならば手抜きOKかと。(リスクゼロではないので、あくまで自己責任でお願いします)

飼育ケースに昆虫マットを入れた状態

カブトムシ飼育準備(2) ~のぼり木を置く~

つぎに、のぼり木を置きます。

置くだけなので、特に注意点というほどのことはないんですが、
・ケース内にバランスよく配置すること
・エサ台を兼ねているタイプは、穴の方向が上向きであること
を忘れないようにしましょう。

カブトくん
カブトくん

のぼり木を置く目的は、
「カブトムシが転倒してから起き上がるときに脚を引っ掛けるため」
です。

転倒時にのぼり木に脚が届かないと無意味なので、配置のバランスは注意しましょう。

のぼり木がエサ台を兼ねている場合、昆虫ゼリーを入れる穴が開いていますので、穴の向きにも注意しましょう。

↓こんな感じで、転んでも脚が届き エサ置き用の穴が上向きになるように

飼育ケースにのぼり木を入れた状態

カブトムシ飼育準備(3) ~エサを置く~

ゼリーを開封するのですが、
(1)フタのシールをめくる
(2)フタのシールの部分に切り込みを入れる
というやり方があります。

カブトくん
カブトくん

わが家はカッターナイフで十字に切り込みを入れる(2)のやり方です。

昆虫ゼリーがひっくり返ったときに土がつきにくくするためです。

↓こんな感じで「×」印に切り込みを入れます

エサ台やエサを入れる穴がある場合はその上に置きます。

昆虫ゼリーは広くて薄いタイプ(下記写真左)と狭くて深いタイプ(下記写真右)があるので、エサ台の穴の大きさにあわせてゼリーの大きさを選びましょう。

昆虫ゼリー

カブトムシ飼育準備(4) ~カブトムシを入れる~

アイテムの配備が完了したらあとは主役の登場です。

ケースに同時に何匹入れるのか
オスとメスの比率をどうするか
などが注意点です。

カブトくん
カブトくん

とにかく大事に育てたい場合、一匹ずつケースを分けましょう。

カブトムシ同士の関わり合いを楽しみたい場合、同じケースに何匹も入れましょう。

卵を産ませて幼虫を育てたい場合は、オスとメスを同じケースに入れておく必要があります。

オス1匹+メス1匹 または オス1匹+メス2匹 というような組み合わせがよいですね。

カブトくん
カブトくん

わが家の場合、
「オス同士のケンカを見てみたい」
「交尾するところを見てみたい」
「たくさんいるとオモシロそう」
というようなことを考え、同じケースにのオス4匹とメス4匹を入れています。

飼育ケースの準備完了

カブトムシ飼育準備完了! 飼育ケースをどこに置く?

よし!準備が終わったゼ!
ということで、ほぼ準備完了なんですが、最後に飼育ケースの置き場所についてです。

涼しい場所に置く
うるさくて困らない場所に置く

というのが注意点です。

直射日光を避け、自宅のなかで日陰で涼しい場所を探しましょう。

カブトくん
カブトくん

カブトムシは直射日光が当たると暑すぎて弱ってしまいます。
灼熱地獄でカブトムシが全滅! なんてことにならないようご注意ください。

うるさいと眠れない方は、寝室から離れたところに飼育ケースを置きましょう。

カブトムシは夜行性なので、夜になると急に元気になります

ケースのなかで飛ぶんですね。

カブトくん
カブトくん

狭いケースの中で飛んでもすぐにフタに当たって墜落します。
でもエネルギーが有り余っていると何度も繰り返し飛ぶので、夜はうるさいです。

まとめ

以下の4手順で準備完了

  • 土を入れて
  • 登り木を置いて
  • エサを置いて
  • カブトムシを入れる

直射日光を避け、寝室の近くも避けておこう。

↓カブトムシ関連記事をこちらにまとめました。 よろしければご覧ください。https://kabutopapa.com/summary-of-beetle-breeding/

コメント

タイトルとURLをコピーしました