はじめに ~人生で一度も昆虫を飼ったことのない男が40匹のカブトムシと暮らすことになった理由~

カブトムシの飼い方

わが家には子供が4人おりまして、男3人+女1人という構成であります。

テレビばっかり見ていると教育上よくなさそうだから、という理由でいろんな図鑑を買い与えました。

そのなかに昆虫の図鑑もあったんですね。

まだ長男が字を読めないころは、図鑑の昆虫を指さして、
「この虫なぁに?」
と聞かれるので「●●だよ」と答えるわけです。

すると、また別の虫を指さして、
「じゃぁ、この虫は?」
と聞かれるので「▲▲だよ」と答えると。

こんなやりとりが30分以上にわたってつづく昆虫図鑑無限地獄みたいなこともありまして。

まぁ今となってはよき思い出ですが、当時としては結構キツかったなぁと。

カブトくん
カブトくん

とある先輩の場合、

「流れるプールを子どもと20周させられた・・・」

と言っていました。

そんな長男も小学生になると、自分で図書館で本を借りてきたりして
「ファーブル昆虫記」とか「○○の秘密」というような本も読んだりしてるんです。
そうすると、もうわたしなんかゼンゼン知らないをとをたくさん知ってるんですね。

「父ちゃん、“〇☆△□”は“▽◇◎×”なんだよ」
とか言われても、
???(さっぱりワカリマセン、ソレ ニホンゴ デスカ?)
という感じで、もはや父親の知らないことを語るわけでして。

それ日本語なの?父ちゃんにわかる言葉で言ってくれ!と。

カブトくん
カブトくん

「知らない」というだけだと子どもに軽く見られてしまうかも。

親のほうも、勉強するか別なジャンルの知識で上回るか、がんばらないといけませんね。

カブトムシを飼うことになったきっかけ

そんなわが家が、2年前の夏に家族旅行で八ヶ岳の近くにいきました。

わたくし田舎暮らし大好きでして、
 満員電車ノーサンキュー!
 渋滞ノーサンキュー!
 アイ・ラブ・北の国カラ・クロイタゴロー最高!
なんですね。

北の国からのイメージ

カブトくん
カブトくん

純のズルいところとか、よくわかるんですわ。

正吉のじいちゃんが死んだところとか、泣けました。

ツタヤでDVDを大人借りして観たのが懐かしいなぁ~。

コテージみたいなところに3泊ぐらいしました。

そのとき宿泊施設のイベントに「カブトムシ捕獲体験」ってのがありまして。

費用のことなど気にしない息子らは当然「やる!!!」と即答なんですね。
こっちのお財布事情などお構いなしです。

カブトくん
カブトくん

自分でワナをしかけて捕まえるものと、係のひとから放されたカブトムシを捕まえるものがありました。

↓ そのときの様子についてはこちらに書いております。

カブトムシの成虫を手に入れよう ~カブトムシ飼育初心者がどうやって最初のカブトムシを入手したか~
さて、今回の記事ですが、カブトムシってどこでどうやって手に入れるのか?についての話です。「カブトムシの入手方法ってどんなものがあるのかわからない」「自分で捕まえるのは大変そうだから、他のやり方も知りたい」「...

んで、カブトムシ捕まえると、息子たちはかなりテンション上がっちゃてるんですよ。
捕まえたカブトムシを「カブちゃん!」なんて名前つけて喜んでるんですね。
おまけに「父ちゃんありがとう!」なんて言われると、なんかこっちもうれしくなっちゃったりしてね。
キャバクラで散財しちゃうのって、たぶんこういう感覚と似てるんだろうなと思いながらも、まぁいいかと。

ただ、いざカブトムシを捕まえてみると

「エサはスイカ?バナナ?チョコレート? どのくらい食べるの?」
「虫かごの大きさはどのくらい必要なのよ?」
「オスとメス一緒に同じ虫かごに入れていいの? ダメなの?」

みたいなことがサッパリわからんわけです。

カブトくん
カブトくん

未経験だと、意外とわかないんですよね~

何せわたくし、子供のころから昆虫に対して興味なかったわけで。

同級生には、クワガタとかカマキリとかカブトムシとか飼ってるやつもいました。
でもワタクシは心のなかで「そんなもん飼って何になるの?」と思ってるような子どもでした。

もし学校のテストで、国語・数学・英語などと並んで「昆虫飼育」が必須科目だったならば、間違いなく赤点&留年で、勉強しなおして出直してこいバカヤロー!と言われていたことでしょう。

おっと、あぶねぇあぶねぇ、昆虫が必須じゃなくてよかったゼ。

とはいえ、息子たちは父ちゃんの顔をみて聞くわけですね。
「カブちゃんにはどんなご飯をあげればいいの?」
「カブちゃんはどんなオウチが好きなの?」

とか。

そうすると、こっちも言いますよ「父ちゃんが準備するから心配するな!」と。

カブトくん
カブトくん

子どもに対して簡単に「わからない」「無理」とか言ってはイカンなと。

大人の背中を見ていますから。

んで、どうするかというと、もう頼るものはネットです。
「カブトムシ 育て方」みたいなワードでいろいろ検索するわけです。

いくつかのサイト見ていると大体の雰囲気がわかってくるので、
とりあえずテキトーにそれっぽくやってみて、
もしも死んじゃったら「ごめんなさい」と言うしかない、と腹をくくってやってみました。

少なくともこれだけは揃えよう! ~カブトムシ飼育初心者が最初に揃える最低限の道具~
結論から言うと、カブトムシ飼育に必要なアイテムは、 ・飼育ケース ・エサ ・土 ・のぼり木 です。

カブトムシはオスとメスを一緒に飼うと、交尾してたまごが産まれます。

わが家にきたカブちゃんたちも子孫を残してくれまして、最初の年の秋ごろには40匹くらいの幼虫が育ちまして。

カブトくん
カブトくん

結構たまご産むんですよ。

しかも幼虫の死亡率は低くて、ほぼ成虫になるんですよね。

次の夏までにどれだけ生き残るのかもわからなかったので育てたところ、しっかりと成虫になってくれまして40匹もカブトムシがいるとなるとかなり大変なことになっちゃうんですね。

カブトムシの幼虫がたくさんいるところ

このサイトは、知識ゼロから稼働をかけずにカブトムシを飼うことに挑戦した、サラリーマンのド素人によるカブトムシ飼育メモです。

ワタクシと同じように知識ゼロから稼働をかけずにカブトムシ飼育をやってみよう! というひとができるとよいなと思っています。

カブトムシを飼育している様子

↓カブトムシ関連記事をこちらにまとめました。 よろしければご覧ください。https://kabutopapa.com/summary-of-beetle-breeding/

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