さて、今回はカブトムシの持ち方についてです。
「カブトムシをうまく持てない」
「カブトムシを無理やり引っ張って、脚がとれてしまった」
「カブトムシに指を挟まれるのがこわい」
ワタクシも最初はカブトムシの持ち方よくわかりませんでした。

慣れたひとにとっては簡単かもしれないけど、コツをつかめないと意外と大変です。
この記事を読んでいただければ、カブトムシを持つときの基本的な注意点がわかります。
- オスとメスに共通する持ち方は、身体の横を指で挟む
- オスの場合、小さいほうの角を持つのもOK
- 力ずくで無理やり引き離そうとすると、脚がとれてしまうことがあるので注意
- 指を挟まれると痛いところがあるので、気を付けよう
これやっちゃダメよ、という基本的なところを押さえておけば特に問題ないです。
そんなに難しいことではないんですが、知らないと、意外と「あれ、どうやって持つの?」と思ってしまうかもしれません。
基本の持ち方 ~身体の横の部分を指で挟む~
まず、基本の持ち方ですが、こんな感じです。

カブトムシの背後から、親指と人差し指でお腹の部分を挟むんですね。
カブトムシが足をバタバタさせると指がすぐったいですがガマン。

特にメスは脚を動かす力が強いので、うっかり手をはなさないように気をつけましょう。
野外では、手をはなすとせっかく捕まえたカブトムシに逃げられてしまいます。
「絶対に離さんぞ!」という強い意志が大事です。
オスは小さい角を持つと良い
さきほどお話ししたやり方の他に、オスだと小さいほうの角を持つという方法もあります。
オスの場合、こっちのほうがおすすめ。
↓こんな感じです。

この持ち方だと、カブトムシが脚を動かしても持っている手に触れないので、くすぐったさはゼロです。
ただ、難点はオスにしかできないので、メスには適用不可というところです。

メスにも角があればよかったのに。。。
その他の注意点
無理やり引っ張ると脚が取れてしまうことがあるので気を付けよう
飼育ケース・虫かごの網や、登り木などにカブトムシが止まっているときにカブトムシを持とうとすると、なかなか離れなくて困ることもあります。
そんなときに無理やり引っ張ると脚がとれちゃうことがあるんですね。

脚がとれちゃうと元に戻らないので気をつけましょう。
“基本の持ち方”でカブトムシのおなかを少し強めにつかむと、カブトムシが外れやすいです。
あるいは、他にカブトムシが掴まるものを持ってきてそちらに誘導するというやり方もあります。
(例:のぼり木から離れない場合に、他に掴まるもの(棒やケースのフタ)を持ってきてそちらに誘導する)
挟まれると痛いところがあるので気を付けよう
カブトムシに指を挟まれると痛いところがあるので気を付けましょう。
- オスの大きい角と小さい角の間
- 胸部と腹部の間の隙間
が危険なポイントです。
↓ 赤い丸を付けた箇所に指などを挟まれないように注意しましょう。


外国の大型カブトムシの場合、力が強力なのでさらに注意が必要です。
挟まれたらメチャメチャ痛かったです。
まとめ
- オスとメスに共通する持ち方は、身体の横を指で挟む
- オスの場合、小さいほうの角を持つのもOK
- 力ずくで無理やり引き離そうとすると、脚がとれてしまうことがあるので注意
- 指を挟まれると痛いところがあるので、気を付けよう
その他(補足)
今回の撮影にご協力いただいたカブトムシは、プラモデルのカブ君です。
動かないし、汚れないし、意外と重宝しそうな予感。
(正式名称は、フジミ模型 自由研究シリーズ No.21 いきもの編 カブトムシ です)

↓カブトムシ関連記事をこちらにまとめました。 よろしければご覧ください。https://kabutopapa.com/summary-of-beetle-breeding/
コメント