初心者のための、カブトムシの飼い方入門。
今回は、コバエについての話です。
「コバエ対策で何がベストなのか知りたい」
そんなふうにお考えのかたいらっしゃいますでしょうか。
今回の記事を読んでいただければ、カブトムシのコバエ対策についての概要がおわかりいただけると思います。
- コバエ対策は「防虫シート」と「コバエ防止ケース」の2択
- 日々の手間がめんどうなひとは「コバエ防止ケース」がおすすめ
カブトムシ飼育初心者のワタクシがネットでいろいろ調べていたときに、
「カブトムシ飼育ケースにコバエが住み着く」
という、パッと見でスルーしてはいけない危い文言を目にしました。

家の中でコバエが発生して繁殖すると、根絶にかなり時間と手間がかかります。
飼育ケースのフタの網目の隙間をとおって部屋の中で繁殖されるとかなり面倒なことになります。
なんとしてもそうなる前に対策せねばなりません。
【防御策その1】飼育ケースとフタの間に新聞紙や防虫シートを挟む
「コバエは通さないけど空気は通す」ものを挟むことでコバエがフタの隙間を出入りできないようにします。
具体的には、
- キッチンペーパー
- 新聞紙/折込チラシ
- 専用シート
などを飼育ケースとフタの間に挟むんですね。
要は“紙”か“布”みたいなものであればよいです。
「新聞紙だとカブトムシが窒息するのでは?」と心配しましたが問題ないです。

新聞紙って意外と通気性あるんですよ。
空気穴を開けなくても大丈夫です。
↓こんな感じで、シートをケースとフタの間に挟みます。
「空気を通すこと」ができていないとカブトムシが窒息するので、ビニール袋など通気性のないもので覆うのはNGです。

空気穴を開ければ大丈夫だろうけど、ちょっと面倒ですね。
飼育ケースとフタの間に新聞紙やシートを挟む場合、
- 飼育ケース内が見えにくくなるってしまう
- カブトムシがケース内で暴れると、シートがボロボロになって交換が必要
というのが難点です。

カブトムシが夜中にケースの中を飛びまわってシートを破くことがあります。
耐久性は
ティッシュ < 新聞紙 < 専用シート
ですが、専用シートでも数日で破れてしまいました。
【防御策その2】コバエ侵入防止機能のついた飼育ケースを買う
飼育ケースのフタが網ではなく、コバエが出入りできない通気口で空気を通すようになっているタイプのものです。
シート交換の手間がかからないので、ワタクシは防虫シートよりもこちらをおすすめします。

ふつうのケースよりも少し値段が高いけど、それ以上の利便性があります。
日々の世話の手間も減るし、ケースの中も見やすくなります。
いくつか、関連記事もありますので、ぜひお読みください。
カブトムシ飼育における必需品 コバエ対策機能のある飼育ケースを比べてみた
初心者のカブトムシ飼育ケースはこれがベスト! コバエ対策機能付きのおすすめケース

特におすすめはSANKOのクリーンケースです。
中の見やすさ、メンテナンスのやりやすさ、丈夫さ、すばらしいです。
ワタクシ的には、おすすめはSANKOのクリーンケースです。
↓「空気は通すけどコバエは通さない」という通気口(左写真参照)の設計が素晴らしいです!
コバエ防止になるのと、ケース上部からも中の様子が見えやすくなって、観察しやすくなりました。
全面網タイプのフタと比べると通気性が低いので、土も乾燥しにくいです。
そのため、霧吹きの手間も大幅削減!
ちょっとお値段かかりますが、居酒屋のビール2~3杯ぶんでコバエから解放されるのならば安い!という理屈でAmazonでポチッと買っちゃいました。
忌まわしきコバエとの戦いを回避できて大満足です。
まとめ
- コバエ対策は「防虫シート」と「コバエ防止ケース」の2択
- 日々の手間がめんどうなひとは「コバエ防止ケース」がおすすめ
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