今回はカブトムシの幼虫の飼い方についての記事です。
「はじめて幼虫を飼うが、なにもわからない」
「とりあえず、手軽に始めたい」
という方でも理解できるように書きました。
細かいことは割愛してわかりやすさ優先で記載してます。
- 準備するのは“飼育ケース”と“昆虫マット”
- あとは、ときどき土を交換するだけ
コストが気になるかもしれませんが、特にこだわらなければ初期費用1,000円以内で始められます。
具体例をこちらに記事にしましたのでお読みください ↓
必要な道具
幼虫の飼育で必要なのは、飼育ケースと昆虫マットです。
飼育ケース
極論すると「土が入れば何でもOK」です。
ただし、フタをすると密閉されてしまうものは幼虫が窒息死するのでNGです。
一般的な飼育ケースは本体が透明な水槽タイプでフタが網状になっているものが多いです。
こんな形のものです↓

100円ショップやホームセンターで売ってますし、ネットでも買えます。
ちゃんとカブトムシ飼育に取り組みたい場合はコバエ侵入防止機能つきをおすすめします。
とりあえず試しにやってみるだけであれば、100円ショップのものでも全く問題ありません。

さなぎになるときに幼虫のスペースを確保する必要があります。
幼虫の数に応じてケースの大きさを選びましょう。
飼育ケースに関して詳しい内容を知りたい場合はこちらもご覧ください ↓
土(昆虫マット)
「オレの家は裏に山があるから土は取ってこれるゼ」
というようなレアなかたを除き、昆虫マットを買いましょう。
ホームセンターやネットで数百円で買えます。
「成虫専用」とか「クワガタ専用」はダメです。
「カブトムシの幼虫対応」のものを選びましょう。

幼虫は土(昆虫マット)を食べて大きくなります。
幼虫が食べやすい土じゃないと大きく育ちません。
昆虫マットに関して詳しい内容を知りたい場合はこちらもご覧ください ↓
準備と世話
準備編
土(昆虫マット)の量は、幼虫が潜れる十分な深さが必要です。
ケースの8割くらいの深さまで入れましょう。
その後、幼虫を入れてフタをすれば準備完了です。

幼虫を土の中に埋めてやる必要はありません。
土の上に幼虫を置いたら勝手に中に潜っていきます。
世話編
しばらくすると、土の表面に黒い小さな固まりが目立つようになってきます。
黒い固まりの正体は幼虫のフンです↓


大きさは5mm四方くらいで、“チョコベビー”というお菓子と似ています。


フンが目立ってきたら昆虫マットを補充してあげましょう。
できれば昆虫マットを補充する前にフンを取り除くとよいです。
面倒であれば古い土を全部捨てて新しい昆虫マットに取り替えればOKです。

土の中がフン=幼虫が食べた昆虫マット です。
フンだらけの状態を放置すると、幼虫のエサがない状態が続いてしまいます。
より詳しい説明はこちらの記事をご覧ください↓
その他の注意点
飼育ケースの中にコバエが発生すると面倒です。
新聞紙などをケース本体とフタの間に挟むとよいです。
ラップやビニール袋だと幼虫が窒息してしまうので、通気性のあるものにしましょう。

まとめ
- 準備するのは“飼育ケース”と“昆虫マット”
- あとは、ときどき土を交換するだけ
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